2005-07-27から1日間の記事一覧
がんなどを引き起こすアスベスト(石綿)を含んだ製品の製造や売却などが禁止された昨年10月以降も、建材メーカーが規制対象外の在庫品を販売し続け、45万枚あったスレート板などの大半を売り切っていたことが25日、分かった。厚生労働省は同日、業界…
JR新大阪駅(大阪市淀川区)の天井の鉄骨梁(はり)に毒性の強いアスベストの青石綿が使われ、同駅が開業した64年以降、約40年間むき出しになっていたことがわかった。JR西日本は今年2月以降、天井をシートで覆う措置をとっていたが、早急に除去な…
細田官房長官は21日の記者会見で、アスベスト(石綿)の健康被害の拡大に関連し、これまでの政府の対応を検証して、7月中に公表する考えを明らかにした。行政側の責任の所在を明確にする狙い。被害者に対する補償や支援が可能かどうかも検討する方針だ。 …
アスベスト(石綿)の使用が過去の調査で確認された全国の1700余の公共施設のうち、どのような対策が取られたのか分からない施設が兵庫、佐賀、沖縄の3県で計約50施設あり、「当面危険がない」として放置してきたのも全国で約60施設に上ることが、…
アスベスト(石綿)の健康被害が広がっている問題で、自民、公明両党の与党政策責任者は25日、関係する厚生労働、環境、経済産業などの各部会関係者からなる「与党アスベスト対策プロジェクトチーム」を発足させることを決めた。労災認定のあり方や周辺住…
大工や配管工など建設労働者の肺がん患者の約7割に、アスベスト(石綿)を吸ったとみられる症状が出ていることが23日、NPO法人「職業性疾患・疫学リサーチセンター」(東京都港区)の海老原勇医師の調査で分かった。東京土建一般労働組合など建設業関…
細田官房長官は21日午前の記者会見で、アスベスト(石綿)による健康被害の拡大に関連し、「これまでの態勢は反省すべき点が多い。関係省庁は多くにまたがっており、協議して遺漏のないようにしたい」と述べた。旧労働省が76年の通達で周辺住民への危険…
石綿被害「反省点多い」 官房長官、国の態勢不備認める 2005年07月21日12時40分 asahi.com