松井秀、連続出場425試合

デビューから425試合連続出場となった松井=AP

 大リーグ・ヤンキース松井秀は28日(日本時間29日)、地元ニューヨークでのツインズ戦に5番左翼手で先発出場、メジャーデビューからの連続出場を425試合として、大リーグ記録を更新した。この日は、4打数1安打で、7試合連続安打としたが、打率は3割9厘に下げた。試合はヤンキースが6―3で勝った。

 松井秀は1回無死二塁で迎えた第1打席で投ゴロ、3回2死一塁の第2打席では中前安打を放った。第3打席は中飛、第4打席は見逃し三振だった。
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 ヤンキースに移籍した03年の開幕戦から、ずっと試合に出続けてきた。デビューから425試合連続出場という“大リーグ新記録”を、松井秀は「あまり実感がない」と淡々と受け止めた。

 ヤンキースの選手としては、ルー・ゲーリッグの2130試合(大リーグ歴代2位)に次ぐ記録だ。いま、6カ月で162試合をこなす大リーグでは主力選手も定期的に欠場するのが普通で、松井は「周りのサポートがないとできない」とチームの配慮に感謝する。

 今季は不振で先発を外れたり、右足首をねんざしたり。そういう危機を乗り越えて、いつもグラウンドに姿がある。もちろん、この記録のためにプレーしているわけではない。が、「良いことだとは思う。自分なりに日々頑張ってきたし、続くにこしたことはない」。誰より松井自身が、その意味を理解している。

2005/07/29(金) 11:01:05

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