インターネットのメディア利用強まっている

大前研一のIT時評2005年7月その3
夕刊フジブログ

【パソコン/インターネット】
テーマ3:総務省の2005年版「情報通信白書」によると、インターネットの1日平均利用時間は37分間で、新聞の利用時間(31分)を初めて上回った。とくに、若者層のネット利用時間が増えている。(2005.07.25紙面掲載)

 従来のメディアの価値は今後ますます下がると思います。インターネットのように、自分で探して引っ張ってきた情報のほうが価値を持つ時代になるからです。
 日本の場合、携帯電話でメールしたりニュースを読む時間なども含めると、ネットの利用時間と新聞を読む時間が今後反転することはもうありません。実はこれは、グーテンベルク活版印刷以来のメディアの大革命です。メディア関係者はもう少し危機感を持つべきですね。

 ビジネス・ブレークスルー(スカイパーフェクTV!757チャンネル)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。

2005/08/04(木) 12:03:41

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