びわの実とヒヨドリ

びわの木にとまったヒヨドリ

 住宅の棟と2階建ての駐車場の狭い間に琵琶の木があります。
今年も6月の初め頃には沢山実をつけて、いまでは黄色に熟しています。
「子ども会で取り入れすると良いね」などと妻と話していたのです。
この辺はカラスも沢山生息しているし、小鳥も沢山飛んでいますが、
不思議と鳥の餌食になっていませんでした。
ところが今日、来ていました。真っ黒なヒヨドリのつがい。駐車場の下の欄干にとまって、人が近づいても逃げません。おかしいなと思って琵琶の方を伺うと、2羽そろってびわの枝に飛び移りました。よく見るとどの枝のびわの実も食いちぎられて無惨な形になっています。やっぱりヒヨドリでした。私の内のベランダの金柑の実も一つ残らずヒヨドリにやられましたから。
 耳を澄ますと、枝の上の方で「チーチー」と雛のような声が聞こえました。
巣を作っているとすれば、理想的な食住環境ですね。