2005-07-21から1日間の記事一覧

中皮腫患者1200人の職業、4割が「石綿と関連薄い」

アスベスト(石綿)の健康被害をめぐり、58〜96年に国内で解剖結果が報告された1846人の中皮腫(ちゅうひしゅ)患者中、職業が分かった人の4割以上にあたる576人が、石綿との関連性が薄い仕事に就いていた一方で、確実に石綿と接触していた人は…

石綿の周辺被害、国は76年に危険性指摘 英論文を引用

アスベスト(石綿)を扱う工場で働く従業員の家族や周辺住民への健康被害について、旧労働省が76年の通達で、英国の論文を引用するなどして危険性を指摘していたことが20日、衆院厚生労働委員会の石綿問題の集中審議で明らかになった。72年の国会審議…

石綿健康被害の労災認定、過去最多の186人 04年度

厚生労働省は20日、アスベスト(石綿)による健康被害で04年度に労災認定を受けた人が前年度の1.5倍の186人(速報値)にのぼると発表した。石綿に特有のがんの一種「中皮腫」での認定が127人、石綿による肺がんが59人で、ともに前年度の約1…

アスベスト対策実施せず17年間放置 宮城の2警察署

宮城県内の二つの警察署に車庫などアスベストを使った建物があり、対策が求められていたにもかかわらず、17年間放置されていたことが20日わかった。今のところ健康被害は報告されていないという。 放置されていたのは仙台東、気仙沼の両署の車庫やボイラ…

アスベスト対策に遅れが

2005年7月21日(木)アスベスト対策実施せず17年間放置 宮城の2警察署 2005年07月20日23時26分 asahi.com